トップ
>
下頤
ふりがな文庫
“下頤”の読み方と例文
読み方
割合
したあご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したあご
(逆引き)
毎年夏から秋へかけて、陽気の変り目に右の
下頤
(
したあご
)
の虫歯が痛んで困るのであるが、昨夜あたりから少しズキズキし出したようである。
猫と庄造と二人のおんな
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
紳士 口でな、
最
(
も
)
う其の時から。
毒蛇
(
どくじゃ
)
め。
上頤
(
うわあご
)
下頤
(
したあご
)
へ
拳
(
こぶし
)
を
引掛
(
ひっか
)
け、
透通
(
すきとお
)
る歯と
紅
(
べに
)
さいた唇を、めりめりと
引裂
(
ひきさ
)
く、
売婦
(
ばいた
)
。(足を挙げて、
枯草
(
かれくさ
)
を
踏蹂
(
ふみにじ
)
る。)
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
面は
下頤
(
したあご
)
にガーンと、したたか激しい打撃を喰って、
呀
(
あ
)
ッと叫ぶ間もなく、その場へ昏倒してしまった。
深夜の市長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
下頤(したあご)の例文をもっと
(7作品)
見る
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
頤
漢検1級
部首:⾴
15画
“下頤”の関連語
下顎
歯骨
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕
検索の候補
上頤下頤
“下頤”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
中里介山
谷崎潤一郎
泉鏡花
吉川英治
海野十三