“上上吉”の読み方と例文
読み方割合
じょうじょうきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たった一人ひとり江戸えどうまれて江戸えどそだった吉次きちじが、ほか女形おやま尻目しりめにかけて、めきめきと売出うりだした調子ちょうしもよく、やがて二代目だいめ菊之丞きくのじょういでからは上上吉じょうじょうきち評判記ひょうばんき
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
宝暦ほうれき六年、二代目を継いで上上吉じょうじょうきちに進み、地芸じげいと所作をよくして『古今無双ここんむそう艶者やさもの
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
なまじってるかおよりも、はじめてってほうに、はずむはなしがあるものだ。——それにおまえ相手あいて当時とうじ上上吉じょうじょうきち女形おやまってるだけでも、れとするようだぜ
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)