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三個
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みッつ
ふりがな文庫
“
三個
(
みッつ
)” の例文
「ありますともさ、ははは、ありますともさ。まずこれが
可
(
よ
)
し、それからこれも可しと、
〆
(
しめ
)
て
三個
(
みッつ
)
頂戴いたします。ちょいと御勘定下さい。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
少し上流の方へ
伝
(
つたわ
)
って行くと、向う左へ切れた、
畝道
(
あぜみち
)
の出口へ、おなじものが、ふらふらと
歩行
(
ある
)
いて来て、
三個
(
みッつ
)
になった。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
正月飾りに、魚河岸に
三個
(
みッつ
)
よりなかったという二尺六寸の
海老
(
えび
)
を、
緋縅
(
ひおどし
)
の
鎧
(
よろい
)
のごとく、黒松の樽に縅した一騎
駈
(
がけ
)
の商売では
軍
(
いくさ
)
が危い。家の業が立ちにくい。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それにしても本箱の中は
可訝
(
おかし
)
い、とよくよく聞き澄しても、間違いでないばかりか、今度は何です、なお困ったのは、その声が一人でない、二人——三人——
三個
(
みッつ
)
の本箱、どれもこれも
唸
(
うな
)
っている。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
沢山
(
たんと
)
あると可いけれど、
大
(
おおき
)
な銀貨(五十銭)が
三個
(
みッつ
)
だけだわ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
「鼈が
三個
(
みッつ
)
よ。」
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しかも
三個
(
みッつ
)
。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
個
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方