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一捲
ふりがな文庫
“一捲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとま
50.0%
ひとまき
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとま
(逆引き)
諸戸は縄の端で私の身体を厳重にしばり、縄の中程を井桁の石に
一捲
(
ひとま
)
きして、その端を両手で握った。私が降りるに従って、縄をのばして行く訳である。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
氷月と云う汁粉屋の裏垣根に近づいた時、……秋は七草で
待遇
(
もてな
)
したろう、枯尾花に白い風が立って、雪が
一捲
(
ひとま
)
き頭巾を吹きなぐると、紋の名入の
緋葉
(
もみじ
)
がちらちらと空に舞った。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一捲(ひとま)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひとまき
(逆引き)
招
(
まね
)
いて
手繰
(
たぐ
)
られるやうに
絲卷
(
いとまき
)
から
絲
(
いと
)
を
曳
(
ひ
)
いたが、
幅
(
はゞ
)
も、
丈
(
たけ
)
も、
颯
(
さつ
)
と
一條
(
ひとすぢ
)
伸擴
(
のびひろ
)
がつて、
肩
(
かた
)
を
一捲
(
ひとまき
)
、
胴
(
どう
)
へ
搦
(
から
)
んで
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
招
(
まね
)
いて
手繰
(
たぐ
)
られたやうに
絲卷
(
いとまき
)
から
絲
(
いと
)
を
曳
(
ひ
)
いたが、
幅
(
はゞ
)
も
丈
(
たけ
)
も
颯
(
さつ
)
と
一條
(
ひとすぢ
)
伸擴
(
のびひろ
)
がつて、
肩
(
かた
)
を
一捲
(
ひとまき
)
、
胴
(
どう
)
で
搦
(
から
)
んで。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一捲(ひとまき)の例文をもっと
(2作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
捲
漢検準1級
部首:⼿
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一捲”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
江戸川乱歩