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一坂
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ひとさか
ふりがな文庫
“
一坂
(
ひとさか
)” の例文
「ほんの
蝋燭
(
おてらし
)
だ、
旦那
(
だんな
)
。」さて、
最
(
もつと
)
も
難場
(
なんば
)
としたのは、
山下
(
やました
)
の
踏切
(
ふみきり
)
の
處
(
ところ
)
が、
一坂
(
ひとさか
)
辷
(
すべ
)
らうとする
勢
(
いきほひ
)
を、
故
(
わざ
)
と
線路
(
せんろ
)
で
沮
(
はゞ
)
めて、ゆつくりと
強請
(
ねだ
)
りかゝる。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一坂
(
ひとさか
)
戻って、段々にちょっと
区劃
(
くぎり
)
のある、すぐに手を立てたように石坂がまた急になる、平面な処で、
銀杏
(
いちょう
)
の葉はまだ浅し、
樅
(
もみ
)
、
榎
(
えのき
)
の
梢
(
こずえ
)
は遠し、
楯
(
たて
)
に取るべき蔭もなしに
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥