“わかしゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
若衆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、あるのこと、太鼓たいこおとと、ふえと、御輿みこしをかつぐ若衆わかしゅうごえをききましたので、しばらくとおかなかった、なつかしいこえをふたたびくものだとおもいました。
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)
一日二日まえ、下女がうっかりしてよぶのをわすれたら、ついにめしいにこなかった。若衆わかしゅうはすましたことと思ってさそわなかったとか。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
へえ、笠森様かさもりさまのお見世みせでは、おちゃいただいたことがおますが、先様さきさまは、なにってではござりますまい。——したが若衆わかしゅうさん。おせんさんは、もはやおえではおますまいかな
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)