“わかしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
若衆91.7%
姣童8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地獄の釜も、按摩の怨念おんねんも、それから思着いたものだと思う。一国の美術家でさえ模倣をる、いわんや村の若衆わかしゅにおいてをや、よくない真似をしたのである。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
次に起りし美少年の若衆わかしゅ歌舞伎もまた男色だんしょくの故を以て承応しょうおう元年に禁止せられて野郎やろう歌舞伎となりぬ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
最高価であがなわれたは、美女でも姣童わかしゅでもなくて、実に艶容無双の半男女だったと記憶する。