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れんぎょう
ふりがな文庫
“れんぎょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
連翹
93.1%
連𧄍
3.4%
錬行
3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連翹
(逆引き)
敷居の外の、
苔
(
こけ
)
の生えた
内井戸
(
うちいど
)
には、いま
汲
(
く
)
んだような
釣瓶
(
つるべ
)
の
雫
(
しずく
)
、——
背戸
(
せど
)
は桃もただ枝の
中
(
うち
)
に、真黄色に咲いたのは
連翹
(
れんぎょう
)
の花であった。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
れんぎょう(連翹)の例文をもっと
(27作品)
見る
連𧄍
(逆引き)
滴々
(
てきてき
)
と垣を
蔽
(
おお
)
う
連𧄍
(
れんぎょう
)
の
黄
(
き
)
な向うは
業平竹
(
なりひらだけ
)
の
一叢
(
ひとむら
)
に、
苔
(
こけ
)
の多い御影の
突
(
つ
)
く
這
(
ば
)
いを添えて、三坪に足らぬ小庭には、一面に
叡山苔
(
えいざんごけ
)
を
這
(
は
)
わしている。琴の
音
(
ね
)
はこの庭から出る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ちらちらに昼の
蛍
(
ほたる
)
と竹垣に
滴
(
したた
)
る
連𧄍
(
れんぎょう
)
に、朝から降って退屈だと
阿父様
(
とうさま
)
がおっしゃる。
繻子
(
しゅす
)
の袖口は
手頸
(
てくび
)
に
滑
(
すべ
)
りやすい。絹糸を細長く目に
貫
(
ぬ
)
いたまま、針差の
紅
(
くれない
)
をぷつりと刺して立ち上がる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
れんぎょう(連𧄍)の例文をもっと
(1作品)
見る
錬行
(逆引き)
青年期には葛木山に
籠
(
こも
)
って修法
錬行
(
れんぎょう
)
し、
如意輪
(
にょいりん
)
法、宿曜秘法等に達し、看病薬湯の霊効に名声があった。その法力と、仏道堅固な人格と、二つながら世評が高く、内裏の内道場に召されたのだ。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
れんぎょう(錬行)の例文をもっと
(1作品)
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