“りょうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廖化36.4%
寮歌18.2%
良家18.2%
猟家9.1%
良果9.1%
領下9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それがしはもと襄陽じょうようの生れ、廖化りょうかと称し、あざな元倹げんけんという者です。決して将軍に害意をふくむ者ではありませんから、ご安心ください」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
青木は活動も見ない、洋食も食べたことはない、バイオリンもひかない、女の子と遊びやしない、かれはただ一高の寮歌りょうかをうたって楽しんでいる、不器用な調子はずれな声をだして
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
その後暴人ぼうじん江戸市街しがい横行おうこうし、良家りょうか闖入ちんにゅうして金銭をかすむるのうわさありし時も、先生すこぶる予が家を憂慮ゆうりょせられ、特に塾員じゅくいんめいじ、きたって予が家に宿泊しゅくはくせしめ、昼夜ちゅうや警護けいごせられたることあり。
なぜならば、坊主あたまの槍仕やりしたちが、われがちに獲物えものを争う猟家りょうかの犬みたいに、追いまわしてズブズブ突き刺しているのは、彼らとは、味方であるはずの牢人たちへ向ってであった。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
実にそのとおりで、良木りょうぼく良果りょうかを結ぶごとく、意識的善行は潜在的善智を結び、潜在的善智は無意識的善夢を結ぶという順序ではあるまいか。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
だから、彼の領下りょうかの民さえ
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)