“廖化”の読み方と例文
読み方割合
りょうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに、廖化りょうかの剣は、彼のうしろに迫っていた。司馬懿は目の前にある喬木きょうぼくの根をめぐって逃げた。それは十抱とかかえもある大木だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それがしはもと襄陽じょうようの生れ、廖化りょうかと称し、あざな元倹げんけんという者です。決して将軍に害意をふくむ者ではありませんから、ご安心ください」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
前から関興、廖化りょうか呉班ごはん呉懿ごい、裏からは馬岱ばたい、王平、馬忠、張翼などが、早鼓はやづつみを打って、火とともに攻め立てて来たのである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)