“りゅうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竜神75.0%
龍神12.5%
流刃12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわしいことはあと追々おいおいはなすとして、かく人間にんげん竜神りゅうじん子孫しそんそちとてももとさかのぼれば、矢張やはりさるとうと竜神様りゅうじんさま御末裔みすえなのじゃ。
切能きりのうの出しものは「龍神りゅうじん」である。厚板あついた着附きつけに、赤地に銀の青海波模様せいがいはもようのある半切はんぎり穿かせ、なお上から紺地金襴こんじきんらん葵紋あおいもんの龍神まき——法被はっぴともいうものを着せかける。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「次の龍神りゅうじんの出までには、もあること、そちたちも、中食ちゅうじきせい」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
狙われたお綱は、サッと見た流刃りゅうじんに肩をちぢめたが、吹かれた髪の毛を助広のさきにかすられた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)