“よりあつま”の漢字の書き方と例文
語句割合
寄集100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「貧窮組というのは、貧乏人の寄集よりあつまりなんだ、貧乏でキュウキュウ言ってるからそれで貧窮組というんだなんて、貧乏を見えにして、党を組んで、旗を立てて、車を曳いて押歩いてる」
お前もちいさい時から田舎者に成ったけれども、江戸生れだそうだが、斯うやって江戸子えどっこ同志で寄集よりあつまるとは誠に頼もしいものだ、毎度種々いろ/\馳走になって済まない、決して構ってくれるなよ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
また御贔負ごひいきをの嬌音きやうおんこれたやすくはひがたし、れが子供こども處業しわざかと寄集よりあつまりしひとしたいて太夫たゆうよりは美登利みどりかほながめぬ、伊達だてにはとほるほどの藝人げいにん此處こゝにせきめて、三味さみふゑ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)