“よがたり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
世語25.0%
世説25.0%
夜話25.0%
夜語25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は車中の客も漸く互に打解けて、はかなき世語よがたりなどしつゝ拿破里のまちに近づきぬ。偶〻うさぎうまりたる一群の過ぐるあり。我友はこれを見て、いたくめでたがりたり。
まのあたりなるさへいつはりおほき四九世説よがたりなるを、まして五〇しら雲の八重に隔たりし国なれば、心も心ならず、八月はづきのはじめみやこをたち出でて、五一岐曾きそ真坂みさかを日くらしにえけるに
年来としごろあつくもてなし給ふうれしさに、夜話よがたりせんとてしてまゐりたるなり。
護身ごしんじゆつや、魔法まはふつかひのをしへにあらず、なきはゝ記念かたみなりきとぞ。はなさと温泉いでゆ夜語よがたり
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)