“ゆうぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勇坊60.0%
有望40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勇坊ゆうぼうまちからきてもらうには、すぐにおかねがいるのだ。それも、すこしのかねでないので、わたしたちも、こうして思案しあんしているのだ。」と、一人ひとり老人ろうじんがいいますと
一粒の真珠 (新字新仮名) / 小川未明(著)
勇坊ゆうぼう、きょうは、おかあさんはどんなあんばいだな?」と、いってくれるものもあれば
一粒の真珠 (新字新仮名) / 小川未明(著)
此所こゝ先年せんねん幻翁げんおうが、香爐形こうろがた其他そのた大珍品だいちんぴんした遺跡ゐせきつゞきなので、如何いかにも有望ゆうぼうらしくかんがへられたのである。
高橋その馳走ちそうをうけ、これにて少しはらえたとて去りたりと。この高橋は洋学ようがくにも精通せいつうし、後来こうらい有望ゆうぼうの人なりけるに、不幸ふこうにして世をはやうせり。先生深く惋惜えんせきし、厚く後事こうじめぐまれたりという。