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やすこ
ふりがな文庫
“やすこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
廉子
62.5%
泰子
6.3%
綏子
6.3%
保子
6.3%
安子
6.3%
屋寿子
6.3%
康子
6.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廉子
(逆引き)
准后の
廉子
(
やすこ
)
にしろ、
賢
(
かしこ
)
すぎるくらいな女性だ。文観の
宗旨
(
しゅうし
)
がたんなる邪教や
愚昧
(
ぐまい
)
な説法にすぎぬなら、それにたばかられるはずはない。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やすこ(廉子)の例文をもっと
(10作品)
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泰子
(逆引き)
泰子
(
やすこ
)
はかたく、
良人
(
おっと
)
と
対峙
(
たいじ
)
のすがたを持ったまま、いやしむように、眼のすみから、子の清盛をしかりつけた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今は昔でこそあれ、この
泰子
(
やすこ
)
は、かりそめにも、白河の君の御愛情に秘めいつくしまれた体ですよ。もし宮中にあれば、
后
(
きさき
)
、
更衣
(
こうい
)
とも、あがめられたかも知れないのです。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やすこ(泰子)の例文をもっと
(1作品)
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綏子
(逆引き)
たとえば、現代の
綏子
(
やすこ
)
君なら『いやよ。ばかにして』と、言下に氷を男に打つけて怒るかもしれないし、さもなくば『あら、待てないわ』とばかりボリボリ噛み割って喰べてしまう事かもしれない。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
綏子
(
やすこ
)
ノ君というのである。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やすこ(綏子)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
保子
(逆引き)
其処へ
保子
(
やすこ
)
が出て来て、心もち首筋から肩のあたりへしなを持たせた様子と、かすかに開いた唇から洩れる静かな含み声とで、彼を呼び止めた。
反抗
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
やすこ(保子)の例文をもっと
(1作品)
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安子
(逆引き)
「
安子
(
やすこ
)
、
清子
(
きよこ
)
、じゃあない。
春子
(
はるこ
)
、あら
厭
(
いや
)
だ。
芳子
(
よしこ
)
、一寸来ておくれよ」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
やすこ(安子)の例文をもっと
(1作品)
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屋寿子
(逆引き)
あっさりと水色の手柄——そうした感じの、細っそりとした女は細君の
屋寿子
(
やすこ
)
で、その
後
(
うしろ
)
は、切髪の、
黄昏
(
たそがれ
)
の色にまがう
軽羅
(
うすもの
)
を着て
佇
(
たたず
)
んだ、
白粉気
(
おしろいけ
)
のない寂しげな女。
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
やすこ(屋寿子)の例文をもっと
(1作品)
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康子
(逆引き)
青木の嫂の
康子
(
やすこ
)
はひじょうに
優
(
すぐ
)
れて美貌だった。彼女については青木がまだ東京にいた時分よく彼によって語られていたのでおおかたのことを清三は
識
(
し
)
っていた。
須磨寺附近
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
やすこ(康子)の例文をもっと
(1作品)
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こうし