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もえさし
ふりがな文庫
“もえさし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
燼
40.0%
余燼
40.0%
燃未了
10.0%
焼余
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燼
(逆引き)
と、眼の力が人間以上になったように灰の中にあるどんな小さい
燼
(
もえさし
)
の破片でも見付け出した。
牡丹
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
もえさし(燼)の例文をもっと
(4作品)
見る
余燼
(逆引き)
お文倉にも火の
粉
(
こ
)
や
余燼
(
もえさし
)
が落下いたしましたが、それは難なく消しとめ、やがて薄らぎそめた余煙の中で、松王さまもわたくしどもも御文庫の無事を喜び合ったことでございます。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
もえさし(余燼)の例文をもっと
(4作品)
見る
燃未了
(逆引き)
斯
(
かか
)
る賭博に喧嘩の伴うのは珍しくない。二人は勝負の争いから
忽
(
たちま
)
ちに喧嘩を始めて、熊吉は
燃未了
(
もえさし
)
の枝を
把
(
と
)
るより早く、重蔵の
横面
(
よこつら
)
を一つ
撲
(
なぐ
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
何処
(
どこ
)
やらで滝の音が聞えて、
石燕
(
いわつばめ
)
が窟の前を掠めて飛んだ。男は
燃未了
(
もえさし
)
の
薪
(
たきぎ
)
を
把
(
と
)
って、鳥を目がけて
礑
(
はた
)
と打つと、実に眼にも
止
(
とま
)
らぬ早業で、一羽の石燕は打つに
随
(
したが
)
って
其手下
(
そのてもと
)
に落ちた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
もえさし(燃未了)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
焼余
(逆引き)
黒大理石で張った大きい
煖炉
(
ファイヤープレース
)
には、夕刻まで続いた会議の
名残
(
なごり
)
と見えて、
焼余
(
もえさし
)
の石炭が、少しばかりの焔を吐いて居るのも物々しい情景です。
女記者の役割
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
もえさし(焼余)の例文をもっと
(1作品)
見る
“もえさし”の意味
《名詞》
すべてが燃えずに残ったもの。燃え残り。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ほとぼり
よじん
おき
じん
つく
もえ
もえがら