“まんぐわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
萬鍬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其貝層そのかいそうのシキまで掘下ほりさげてると、萬鍬まんぐわつめなかうまくゞつて、つちなかから、にゆツと突起物とつきぶつ
人相にんさうわる望生ぼうせい。それが浴衣ゆかたがけに草鞋わらじ脚半きやはんかま萬鍬まんぐわつてる。東京とうきやうだとつたり、また品川しながはだともこたへる。あやしむのは道理だうりだ。それがまたいしるといふのだから、一そう巡査じゆんさあやしんで。
望生ぼうせい萬鍬まんぐわ握〆にぎりしめてる。