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まくあき
ふりがな文庫
“まくあき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幕明
50.0%
幕開
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幕明
(逆引き)
楼門の
幕明
(
まくあき
)
には、とにかくこの座だけの大薩摩あり。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
拍子木
(
ひょうしぎ
)
の
音
(
おと
)
と
幕明
(
まくあき
)
の
唄
(
うた
)
とに伴ひて
引幕
(
ひきまく
)
の波打ちつつあき行く瞬間の感覚、独吟の唄一トくさり
聴
(
き
)
きて役者の
花道
(
はなみち
)
へ
出
(
いづ
)
る時、あるひは
徐
(
おもむ
)
ろに
囃子
(
はやし
)
の
鳴物
(
なりもの
)
に送られて
動行
(
うごきゆ
)
く
廻舞台
(
まわりぶたい
)
を見送る時
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
まくあき(幕明)の例文をもっと
(4作品)
見る
幕開
(逆引き)
トリスタンの
幕開
(
まくあき
)
、
檣
(
ほばしら
)
の上で船頭の歌ふ歌、此の方が
猶
(
なほ
)
よく境遇に適して居やう。処が今度は歌の文句ばかりで、唱ふべき必要の節が怪しくなつて居る。
黄昏の地中海
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
拍子木
(
ひやうしぎ
)
がチヨン/\と
二
(
ふた
)
ツ鳴つた。
幕開
(
まくあき
)
の
唄
(
うた
)
と
三味線
(
しやみせん
)
が
聞
(
きこ
)
え引かれた
幕
(
まく
)
が
次第
(
しだい
)
に
細
(
こま
)
かく早める
拍子木
(
ひやうしぎ
)
の
律
(
りつ
)
につれて
片寄
(
かたよ
)
せられて
行
(
ゆ
)
く。
大向
(
おほむかう
)
から早くも役者の名をよぶ
掛
(
か
)
け声。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
まくあき(幕開)の例文をもっと
(4作品)
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