“ふづくゑ”の漢字の書き方と例文
語句割合
文机100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平常つね部屋へやりかゝる文机ふづくゑ湖月抄こげつせうこてふのまき果敢はかなくめてまたおもひそふ一睡いつすゐゆめ夕日ゆふひかたぶくまどすだれかぜにあほれるおとさびし。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
塵ひとつ月に留めじと思ふなり黝朱うるみぬりさや文机ふづくゑ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
みてはしりがきうるはしく四書五經ししよごけい角々かど/″\しきはわざとさけて伊勢源氏いせげんじのなつかしきやまとぶみ明暮あけくれ文机ふづくゑのほとりをはなさず
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
塵ひとつ月に留めじと思ふなり黝朱うるみぬりさや文机ふづくゑ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)