“ひるがへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
72.9%
15.7%
10.0%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よし母様のともかくもして、我をそこに送りたまはむとも、さてはいよいよ御苦労の重るべければ、我はここに思ひをひるがへさでは叶はじ。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
が、肝腎かんじんの天神様へは容易よういに出ることも出来なかつた。すると道ばたに女の子が一人ひとりメリンスのたもとひるがへしながら、傍若無人ばうじやくぶじんにゴムまりをついてゐた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
さればとて故郷の平蕪へいぶの村落に病躯を持帰るのも厭はしかつたと見えて、野州上州の山地や温泉地に一日二日或は三日五日と、それこそ白雲の風に漂ひ、秋葉の空にひるがへるが如くに
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
われは見るべからざる法雨のこの群の上に降りそゝぐを覺えき。廊の上より紙二ひらひるがへり落つ。一は罪障消滅の符、一は怨敵調伏の符なり。衆人はその片端を得んとてひしめきあへり。