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ひやかし
ふりがな文庫
“ひやかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
素見
50.0%
素見客
15.0%
冷評
12.5%
冷語
12.5%
冷笑
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素見
(逆引き)
素見
(
ひやかし
)
らしい若いのが一人二人、ぽつねんと胴の間に退屈らしく待っている呑気な姿も、江戸時代の名残りめいてちょっとオツだ。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
ひやかし(素見)の例文をもっと
(20作品)
見る
素見客
(逆引き)
少時前
(
いまのさき
)
報
(
う
)
ツたのは、
角海老
(
かどえび
)
の大時計の十二時である。京町には
素見客
(
ひやかし
)
の影も跡を絶ち、
角町
(
すみちやう
)
には
夜
(
よ
)
を
警
(
いまし
)
めの
鉄棒
(
かなぼう
)
の音も聞える。
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ひやかし(素見客)の例文をもっと
(6作品)
見る
冷評
(逆引き)
「お葉か。忠一が今度帰ったら
冷評
(
ひやかし
)
て
与
(
や
)
ろうよ。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひやかし(冷評)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
冷語
(逆引き)
紺屋
(
こうや
)
の干場へ夢にでも
上
(
のぼ
)
つたか大層高いものを立てたがつて感応寺の和尚様に胡麻を摺り込むといふ話しだが、其は正気の沙汰か寝惚けてかと
冷語
(
ひやかし
)
を
驀向
(
まつかう
)
から
与
(
や
)
つたところ、ハヽヽ姉御
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ひやかし(冷語)の例文をもっと
(5作品)
見る
冷笑
(逆引き)
自分は真面目なつもりだったけれども、岡田にはそれが
冷笑
(
ひやかし
)
のように聞えたと見えて、彼はただ笑うだけで何の答えもしなかった。けれども別に
否
(
いな
)
みもしなかった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ひやかし(冷笑)の例文をもっと
(4作品)
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