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冷評
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ひやかし
ふりがな文庫
“
冷評
(
ひやかし
)” の例文
「君は今あの男と女を見て、
冷評
(
ひやか
)
しましたね。あの
冷評
(
ひやかし
)
のうちには君が恋を求めながら相手を得られないという不快の声が
交
(
まじ
)
っていましょう」
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「お葉か。忠一が今度帰ったら
冷評
(
ひやかし
)
て
与
(
や
)
ろうよ。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あまり
気燄
(
きえん
)
が高かった時、代助が、文学者も恐露病に
罹
(
かか
)
ってるうちはまだ駄目だ。一旦日露戦争を経過したものでないと話せないと
冷評
(
ひやかし
)
返した事がある。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あまり気焔が高かつた時、代助が、文学者も恐露病に罹つてるうちはまだ駄目だ。一旦日露戦争を経過したものでないと話せないと
冷評
(
ひやかし
)
返した事がある。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
細君の言葉は珍らしく
乾燥
(
はしゃ
)
いでいた。
笑談
(
じょうだん
)
とも付かず、
冷評
(
ひやかし
)
とも付かないその態度が、感想に沈んだ健三の気分を不快に
刺戟
(
しげき
)
した。彼は何とも答えなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“冷評”の意味
《名詞》
冷評(れいひょう)
何かを冷やかに批評すること。冷淡な批評。
(出典:Wiktionary)
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
評
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
“冷”で始まる語句
冷
冷笑
冷々
冷水
冷汗
冷酒
冷淡
冷飯
冷泉
冷酷