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ひとえもの
ふりがな文庫
“ひとえもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
単衣
44.9%
単物
30.8%
単衣物
19.2%
一重物
5.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
単衣
(逆引き)
齢
(
とし
)
は二十八でありますが至って賢い男、
大形
(
おおがた
)
の
縮緬
(
ちりめん
)
の
単衣
(
ひとえもの
)
の上に黒縮緬の羽織を着て大きな鎖付の
烟草入
(
たばこいれ
)
を握り、頭は
櫓落
(
やぐらおと
)
しという
髪
(
あたま
)
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ひとえもの(単衣)の例文をもっと
(35作品)
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単物
(逆引き)
しかし困る事には、いつも茶の
竪縞
(
たてじま
)
の
単物
(
ひとえもの
)
を着ているが、膝の処には
二所
(
ふたところ
)
ばかりつぎが当っている。それで給仕をする。汗臭い。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひとえもの(単物)の例文をもっと
(24作品)
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単衣物
(逆引き)
「みい
子
(
こ
)
おべべ。」と、みい
子
(
こ
)
ちゃんは、しきりにいって、こんどは、これをきせてくれというのです。しかし、それは
単衣物
(
ひとえもの
)
でありました。
小さな妹をつれて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ひとえもの(単衣物)の例文をもっと
(15作品)
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一重物
(逆引き)
「おそくなって失礼しました。」と進は年増の芸者に帽子と二重廻を渡し、お
召
(
めし
)
の
一重物
(
ひとえもの
)
に重ねた
鉄無地一重羽織
(
てつむじひとえばおり
)
の
紐
(
ひも
)
を
結直
(
むすびなお
)
しながら、卓の上に小皿と
箸
(
はし
)
の置いてある空席に坐る。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ひとえもの(一重物)の例文をもっと
(4作品)
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