“はひれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
這入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致せと云ながら直樣すぐさま自宅に立歸りお花が部屋に這入はひればお花はハツト仰天ぎやうてんして友次郎を夜着よぎの中に手早くかくそばに有し友次郎が脇差わきざし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
掛れば瓦羅利からりと開くにいよ/\不審ふしんと進み這入はひれは如何に主個あるじ庄兵衞は何者にか殺害せつがいされたる物と見え血汐ちしほそまりてとこの上にたふれゐるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
〆切しめきり町内の自身番屋には鳶の者火事裝束にて相詰あひつめたり程なく惣人數そうにんずは數寄屋橋御門へ來しに見附は常よりも警固かための人數多く既に天一坊の同勢どうぜい見附みつけ這入はひれば門を〆切しめきりそれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)