“はいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
這入75.0%
入浴16.7%
廃吏8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早くお這入はいりといふに太吉を先に立てて源七は元気なくぬつと上る、おやお前さんお帰りか、今日はどんなに暑かつたでせう、定めて帰りが早からうと思うて行水を沸かして置ました
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
寢る前に吾儕はもう一ぱい入浴はいりに行つた。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
残っている者は旧藩の士族で、いくらかの恩給をもらっている廃吏はいりばかりになった。
死屍を食う男 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)