“はうれき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宝暦40.0%
寶暦40.0%
實暦20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちなみに云ふ。「古今ここん実物語」は宝暦はうれき二年正月出板、土冏然とけいぜんの漢文の序あり。書肆しよしは大阪南本町一丁目村井喜太郎むらゐきたらう、「古今百物語」、「当世百物語」号と同年の出版なりしも一興ならん
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
わかひと筑前ちくぜん出生うまれ博多はかた孫一まごいち水主かこでね、十九のとし、……七ねんまへ福岡藩ふくをかはんこめんだ、千六百こく大船たいせんに、乘組のりくみ人數にんず船頭せんどうとも二十にん寶暦はうれきうまとしぐわつ六日むいか
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
文身ほりものといふのは、もとは罪人の入墨いれずみから起つたとも、野蠻人やばんじん猛獸脅まうじうおどしから起つたとも言ひますが、これが盛んになつたのは、元祿げんろく以後、特に實暦はうれき、明和、寛政くわんせいと加速度で發達したもので