“なげつけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
投付100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
投付なげつけしにぞ清三郎はいかおのれ此間も四日市にて我をたゝき今又かく投付なげつける事此返報このへんぱうおぼえ居よとのゝしりけるに扨は四日市の盜人ぬすびとおのれかと云はれてハツと思ひしかばあと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お高へわたし種々しゆ/″\源八が戀慕こひしたふ樣子を物語りければお高は大にいかり文を投付なげつけ一言も云はずすぐに母へ右の事をはなせしにぞ父も此事をきゝ然樣さやうの者はいとまつかはすにしくはなしと與八へはながの暇を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
七八人投付なげつけたれども漸々やう/\折重をりかさなりて捕押とりおさ自身番じしんばんへ上られたりんでも大盜人おほどろばうにて手下てしたが百人ばかりもありと云はなしなり然れども表向おもてむきは一文もらひの袖乞そでごひをして居たと云などとうそにも理を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)