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ながやだて
ふりがな文庫
“ながやだて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
長屋建
66.7%
長屋立
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長屋建
(逆引き)
砂漠のような埋立地や
空地
(
あきち
)
のところどころに汚い
長屋建
(
ながやだて
)
の人家がごたごたに寄集ってはまた途絶えている光景は、何となく知らぬ国の村落を望むような心持である。
元八まん
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
東京へ来てからは、性来の
吏才
(
りさい
)
が役に
立
(
たっ
)
て、大蔵省の判任官を奉じ、長い間
煙草
(
たばこ
)
専売局に勤めていた。妻と男の子一人、女の子三人の六人暮しで、住宅は麹町下六番町十番地の
長屋建
(
ながやだて
)
であった。
友人一家の死
(新字新仮名)
/
松崎天民
(著)
ながやだて(長屋建)の例文をもっと
(2作品)
見る
長屋立
(逆引き)
坂
(
さか
)
の
其
(
そ
)
の
兩方
(
りやうはう
)
は、
見上
(
みあ
)
げて
峰
(
みね
)
の
如
(
ごと
)
き
高臺
(
たかだい
)
のなだれた
崖
(
がけ
)
で、……
時
(
とき
)
に
長頭
(
ながあたま
)
が
面
(
おもて
)
を
向
(
む
)
けた
方
(
はう
)
は、
空
(
そら
)
に一二
軒
(
けん
)
、
長屋立
(
ながやだて
)
が
恰
(
あたか
)
も
峠茶屋
(
たうげぢやや
)
と
云
(
い
)
ふ
形
(
かたち
)
に、
霜
(
しも
)
よ、と
靄
(
もや
)
のたゝまり
積
(
つ
)
んだ、
枯草
(
かれくさ
)
の
上
(
うへ
)
に
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ながやだて(長屋立)の例文をもっと
(1作品)
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