“吏才”の読み方と例文
読み方割合
りさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京へ来てからは、性来の吏才りさいが役にたって、大蔵省の判任官を奉じ、長い間煙草たばこ専売局に勤めていた。妻と男の子一人、女の子三人の六人暮しで、住宅は麹町下六番町十番地の長屋建ながやだてであった。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)