“りさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罹災83.3%
利才2.8%
利齋2.8%
吏才2.8%
吏材2.8%
李彩2.8%
李蔡2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗杉の住居すまいも無論同時に罹災りさいしていたに違いない。いろいろ思い合わせればなお更のことである。俳句の下には吐志亭と署名してある。
言うにや及ぶ、大岡は大岡、れわれはれわれ、ま、ここだけの話じゃが、拙者は、あの大岡殿の利才りさいぶった様子が、日頃から気に食わぬのじゃ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
是は京都で指物の名人と呼ばれた利齋りさいの一番弟子で、江戸にまいって一時いちじに名を揚げ、箱清はこせいといえばたれ知らぬ者もないほどの名人で、当今にても箱清の指した物は好事こうずの人が珍重いたすことで
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
東京へ来てからは、性来の吏才りさいが役にたって、大蔵省の判任官を奉じ、長い間煙草たばこ専売局に勤めていた。妻と男の子一人、女の子三人の六人暮しで、住宅は麹町下六番町十番地の長屋建ながやだてであった。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)
抽斎はの終始濂渓れんけいの学を奉じていた艮斎とは深く交らなかったのに、これに良三を託したのは、良三の吏材りさいたるべきを知って、これを培養することをはかったのであろう。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
異邦人にして本朝寄席よせ文化史上、大看板の足跡をば残したは、奇術の李彩りさい、音曲のジョンペールと共に、この快楽亭ブラックであろう
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
李蔡りさい青霍せいかく趙周ちょうしゅうと、丞相じょうしょうたる者は相ついで死罪に行なわれた。現在の丞相たる公孫賀こうそんがのごとき、命を拝したときにおのが運命を恐れて帝の前で手離しで泣出したほどである。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)