“吏才(りさい)” の例文
東京へ来てからは、性来の吏才(りさい)が役に立(たっ)て、大蔵省の判任官を奉じ、長い間煙草(たばこ)専売局に勤めていた。妻と男の子一人、女の子三人の六人暮しで、住宅は麹町下六番町十番地の長屋建(ながやだて)であった。
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)