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どろよけ
ふりがな文庫
“どろよけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
泥除
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥除
(逆引き)
深更の大路に車の
轆
(
きし
)
る音が起って、
都
(
みやこ
)
の一端をりんりんとして
馳
(
は
)
せ
行
(
ゆ
)
く
響
(
ひびき
)
、山下を抜けて広徳寺前へかかる時、
合乗
(
あいのり
)
の
泥除
(
どろよけ
)
にその黒髪を敷くばかり、蝶吉は身を横に、顔を
仰
(
あおむ
)
けにした上へ
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
泥除
(
どろよけ
)
に
噛
(
かじ
)
りつくまでもなく、
與曾平
(
よそべい
)
は
腰
(
こし
)
を
折
(
を
)
つて、
礑
(
はた
)
と
倒
(
たふ
)
れて、
顏
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
も
次第
(
しだい
)
に
變
(
かは
)
り、
之
(
これ
)
では
却
(
かへ
)
つて
足手絡
(
あしてまと
)
ひ、
一式
(
いつしき
)
の
御恩
(
ごおん
)
報
(
はう
)
じ、
此
(
こ
)
のお
供
(
とも
)
をと
想
(
おも
)
ひましたに、
最
(
も
)
う
叶
(
かな
)
はぬ、
皆
(
みんな
)
で
首
(
くび
)
を
縊
(
し
)
めてくれ
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
どろよけ(泥除)の例文をもっと
(5作品)
見る
“どろよけ”の意味
《名詞》
跳ねた泥を避けるための道具や器具。
(出典:Wiktionary)
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どろよ