“どうたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
胴体55.6%
同躰16.7%
同体5.6%
胴躰5.6%
胴體5.6%
道怡5.6%
道諦5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この首と胴体どうたいとのあいだはせまい通路になっているので、その通路へ一番精巧せいこうな二つのわなをうめ、そのわなのはし牝牛めうしの首に結びつけた。
「栄さんの負けず嫌いはいいけれど、そんな思いあがりは大嫌いよ」と云っておのぶは栄二をにらんだ、「夫婦になれば一心同躰どうたいとさえいうじゃないの、女房が稼げば男はだめになるなんて、 ...
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
両童子りょうどうじ同体どうたいにゴロゴロゴロと馬糧まぐさのワラ山からワラをくずして九しゃくほど下へころがる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それでも半三郎のあしらいぶりは巧みで、ごくしぜんに負けてみせたりするが、ときに誤ってしたたか投げとばしたり、胴躰どうたいに折重なって倒れることなどがあった。
菊千代抄 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
自棄やけ突立つゝたつて、胴體どうたいドタンと投出なげだすばかり、四枚よまい兩方りやうはうひきずりけた、ひぢかけまどへ、ねるやうに突掛つゝかゝつて
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
露滴ろてき派、道雪どうせつ派、花翁かおう派、雪荷せっか派、本心ほんしん派、道怡どうたい派の六派に別れ
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
八つの道 次に第四の真理は「道諦どうたい」です。道諦とは、「涅槃さとり」の世界へ行く道です。「滅諦」に至る方法です。苦を滅する道、心の苦をとり除く方法です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)