“とほあさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遠淺80.0%
遠浅20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとひ海岸線かいがんせん直線ちよくせんちかくとも、遠淺とほあさだけの關係かんけいで、なみたかさが數倍すうばい程度ていどすこともあるから、もし沖合おきあひけるたかさが數尺すうしやくのものであつたならば
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
碧水金砂へきすゐきんさひるおもむきとはちがつて、靈山りやうぜんさき突端とつぱな小坪こつぼはまでおしまはした遠淺とほあさは、暗黒あんこくいろび、伊豆いづ七島しちたうゆるといふ蒼海原あをうなばらは、さゝにごりにごつて、はてなくおつかぶさつたやうにうづだか水面すゐめん
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
十年前よりか十倍もの都会の人が来て、遠浅とほあさをぽちやぽちや掻濁してゐた。でも、この沿岸ではここは割合落着きの好い海水浴場であつた。明治屋の支店も未だここには出てゐなかつた。
青い風 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)