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遠浅
ふりがな文庫
“遠浅”のいろいろな読み方と例文
旧字:
遠淺
読み方
割合
とおあさ
90.0%
とほあさ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおあさ
(逆引き)
遠浅
(
とおあさ
)
の砂浜が多く、短距離を航海しながら船を陸に上げて宿をとり、話がつけば
暫
(
しば
)
らくの間、あがった
処
(
ところ
)
に滞在することもできた。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
沖はよく
和
(
な
)
ぎて
漣
(
さざなみ
)
の
皺
(
しわ
)
もなく島山の黒き影に囲まれてその
寂
(
しずか
)
なるは
深山
(
みやま
)
の湖水かとも思わるるばかり、足もとまで月影澄み
遠浅
(
とおあさ
)
の砂白く
水底
(
みなそこ
)
に光れり。
置土産
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
遠浅(とおあさ)の例文をもっと
(9作品)
見る
とほあさ
(逆引き)
十年前よりか十倍もの都会の人が来て、
遠浅
(
とほあさ
)
をぽちやぽちや掻濁してゐた。でも、この沿岸ではここは割合落着きの好い海水浴場であつた。明治屋の支店も未だここには出てゐなかつた。
青い風
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
遠浅(とほあさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
浅
常用漢字
小4
部首:⽔
9画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
“遠浅”のふりがなが多い著者
火野葦平
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
徳田秋声
柳田国男
吉川英治
夏目漱石
泉鏡花
芥川竜之介