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とうり
ふりがな文庫
“とうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
桃李
50.0%
東籬
20.0%
瞳裏
10.0%
党利
5.0%
東里
5.0%
桃鯉
5.0%
洞裏
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桃李
(逆引き)
正月を越え、やがて
桃李
(
とうり
)
の
芽
(
め
)
や花が色づくと、街道の庶民は、百年でもこのままな無事がつづくように思って、
欠伸
(
あくび
)
していた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とうり(桃李)の例文をもっと
(10作品)
見る
東籬
(逆引き)
十一娘は
東籬
(
とうり
)
の下にかまえた席によっかかっていた。と、不意に外から垣をかきあがって窺いた者があった。それは三娘であった。三娘は
封三娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
とうり(東籬)の例文をもっと
(4作品)
見る
瞳裏
(逆引き)
この断篇が読者の眼に映じた時、
瞳裏
(
とうり
)
に一道の電流を呼び起して、全身の骨肉が
刹那
(
せつな
)
に
震
(
ふる
)
えかしと念じて、道也は筆を
執
(
と
)
る。吾輩は道を
載
(
の
)
す。道を
遮
(
さえ
)
ぎるものは神といえども許さずと誓って紙に向う。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とうり(瞳裏)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
党利
(逆引き)
当市において勢力を有し、何事も左右し、多くの場合
党利
(
とうり
)
党略
(
とうりゃく
)
に終始して、市民の福利をかえりみないことはまことに遺憾に思っているのであります、さきほど
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
とうり(党利)の例文をもっと
(1作品)
見る
東里
(逆引き)
「
𨜟
(
てい
)
の国では、外交文書を作製するには、
裨諶
(
ひじん
)
が草稿をつくり、
世叔
(
せいしゅく
)
がその内容を検討し、外交官の
子羽
(
しう
)
がその文章に筆を入れ、更に
東里
(
とうり
)
の
子産
(
しさん
)
がそれに最後の磨きをかけている。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
とうり(東里)の例文をもっと
(1作品)
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桃鯉
(逆引き)
春ともいはぬ
火屋
(
ひや
)
の
白幕
(
しろまく
)
桃鯉
(
とうり
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
とうり(桃鯉)の例文をもっと
(1作品)
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洞裏
(逆引き)
空を踏むがごとく、雲を行くがごとく、水中に
磬
(
けい
)
を打つがごとく、
洞裏
(
とうり
)
に
瑟
(
しつ
)
を
鼓
(
こ
)
するがごとく、
醍醐
(
だいご
)
の妙味を
甞
(
な
)
めて
言詮
(
ごんせん
)
のほかに
冷暖
(
れいだん
)
を
自知
(
じち
)
するがごとし。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とうり(洞裏)の例文をもっと
(1作品)
見る
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