“瞳裏”の読み方と例文
読み方割合
とうり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼は文字(もじ)の上に落つれども瞳裏(とうり)に映ずるは詩の国の事か。夢の国の事か。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この断篇が読者の眼に映じた時、瞳裏(とうり)に一道の電流を呼び起して、全身の骨肉が刹那(せつな)に震(ふる)えかしと念じて、道也は筆を執(と)る。吾輩は道を載(の)す。道を遮(さえ)ぎるものは神といえども許さずと誓って紙に向う。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)