“瞳光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうこう50.0%
ひとみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重厚なる風格において、身なりは秀吉より小さいくらいなものだが、瞳光どうこう射るが如き池田勝入あり、また清雅温順せいがおんじゅんに見えて、腹中何をつつむか分らないような大人的風格の持主に細川藤孝がある。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
澄は見るに堪えかねて、わざと瞳光ひとみを庭の面に、移せば折しも散る紅葉、吹くとしもなき夕風に、ものの憐れを告げ顔なり。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)