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つりしのぶ
ふりがな文庫
“つりしのぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
釣荵
44.4%
釣忍
33.3%
吊荵
11.1%
吊葱
5.6%
釣忍艸
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釣荵
(逆引き)
釣荵
(
つりしのぶ
)
は風流に似て俗であるが、東京の夏の景物として詩趣と画趣と涼味とを多分に併せ持っているのは、かの
虎耳草
(
ゆきのした
)
であることを記憶しなければならない。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
つりしのぶ(釣荵)の例文をもっと
(8作品)
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釣忍
(逆引き)
青くなって指さしをしたから、その指さしをしたところを見ると、欄干に細引が結えつけてあって、それから
釣忍
(
つりしのぶ
)
を
吊
(
つる
)
したように何か吊してあるようです。
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
つりしのぶ(釣忍)の例文をもっと
(6作品)
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吊荵
(逆引き)
夕闇
(
ゆうやみ
)
の迷ひ来にけり
吊荵
(
つりしのぶ
)
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
つりしのぶ(吊荵)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
吊葱
(逆引き)
家の内は物音一つ聞えずにひっそりしている。窓の
吊葱
(
つりしのぶ
)
に下げた
風鈴
(
ふうりん
)
が折々
微
(
かす
)
かに鳴るだけである。かような奥深い静寂が前に挙げたような状態で一疋のやんまに具体化されているのである。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
つりしのぶ(吊葱)の例文をもっと
(1作品)
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釣忍艸
(逆引き)
廣
(
ひろ
)
き
園生
(
そのふ
)
は
我
(
わ
)
が
爲
(
た
)
めに
四季
(
しき
)
の
色
(
いろ
)
をたゝかはし、
雅
(
みやび
)
やかなる
居間
(
ゐま
)
は
我
(
わ
)
が
爲
(
た
)
めに
起居
(
きゝよ
)
の
自由
(
じゆう
)
あり、
風
(
かぜ
)
に
鳴
(
な
)
る
軒
(
のき
)
ばの
風鈴
(
ふうりん
)
、
露
(
つゆ
)
のしたゝる
釣忍艸
(
つりしのぶ
)
、いづれをかしからぬも
無
(
な
)
きを、
何
(
なに
)
をくるしんでか
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
つりしのぶ(釣忍艸)の例文をもっと
(1作品)
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