“吊葱”の読み方と例文
読み方割合
つりしのぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の内は物音一つ聞えずにひっそりしている。窓の吊葱つりしのぶに下げた風鈴ふうりんが折々かすかに鳴るだけである。かような奥深い静寂が前に挙げたような状態で一疋のやんまに具体化されているのである。