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つちけいろ
ふりがな文庫
“つちけいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
土気色
94.7%
土氣色
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土気色
(逆引き)
するする
駈
(
か
)
け出して
失
(
う
)
せるだに、
手許
(
てもと
)
が
明
(
あかる
)
くなって、
皆
(
みんな
)
の顔が
土気色
(
つちけいろ
)
になって見えてよ、
艪
(
ろ
)
が白うなったのに、
舵
(
かじ
)
にくいついた、えてものめ、まだ
退
(
の
)
かねえだ。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼はもともと血色のすぐれない顔つきをしているのだが、最近は特に色つやが悪くて
土気色
(
つちけいろ
)
をしている。階段を上り下りする時にしばしばよろけることがある。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
つちけいろ(土気色)の例文をもっと
(18作品)
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土氣色
(逆引き)
其處
(
そこ
)
に
居合
(
ゐあ
)
はせた
禿頭
(
とくとう
)
白髯
(
はくぜん
)
の、
見
(
み
)
も
知
(
し
)
らない
老紳士
(
らうしんし
)
に
聞
(
き
)
く
私
(
わたし
)
の
聲
(
こゑ
)
も
震
(
ふる
)
へれば、
老紳士
(
らうしんし
)
の
脣
(
くちびる
)
の
色
(
いろ
)
も、
尾花
(
をばな
)
の
中
(
なか
)
に、たとへば、なめくぢの
這
(
は
)
ふ
如
(
ごと
)
く
土氣色
(
つちけいろ
)
に
變
(
かは
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
つちけいろ(土氣色)の例文をもっと
(1作品)
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