“だいもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大門81.0%
大紋19.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今も大門(だいもん)という地名があるが、その表口にもとは大門が建っていて、そこから文殊堂まで、少し斜め東北に向って真直ぐに参道がついている。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
上野から日本橋へ来る電車——確か大門(だいもん)行だったと思う——品川行にした処で、あの往復切符、勿論乗換札じゃないのだよ。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
服装(ふくそう)までも昔(むかし)ながらの好(この)みで、鼠色(ねずみいろ)の衣裳(いしょう)に大紋(だいもん)打(う)った黒(くろ)の羽織(はおり)、これに袴(はかま)をつけて、腰(こし)にはお定(さだ)まりの大小(だいしょう)二本(ほん)、大(たい)へんにきちんと改(あらたま)った扮装(いでたち)なのでした。
而(そ)して先の尖(とが)つた奇なる烏帽子(えぼし)を頭(かしら)に頂き、一(ひと)ツは灰色の大紋(だいもん)ついた素袍(すおう)を着て、いづれも虫の顔(つら)でない。
蠅を憎む記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)