“おほと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オホト
語句割合
大扉33.3%
大門33.3%
大頭33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次は默つてその行き着く先、土藏の大扉おほとの前に立ちました。
ともしびの明石あかし大門おほとらむわかれなむいへのあたりず 〔巻三・二五四〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
翌日通称「桜三里」といつて三里の間桜を道傍に植ゑた中山越を上下し、大頭おほとといふ村にとまつた。桜は固より葉桜であつたが老幹には趣があつた。
初旅の残像 (新字旧仮名) / 安倍能成(著)