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たど/\
ふりがな文庫
“たど/\”の漢字の書き方と例文
語句
割合
辿々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辿々
(逆引き)
ト
何處
(
どこ
)
へ
響
(
ひゞ
)
いて、
何
(
なに
)
に
通
(
かよ
)
ふか、
辿々
(
たど/\
)
しく
一歩
(
ひとあし
)
二歩
(
ふたあし
)
移
(
うつ
)
すに
連
(
つ
)
れて、キリ/\キリ/\と
微
(
かすか
)
に
廊下
(
らうか
)
の
板
(
いた
)
が
鳴
(
な
)
る。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
それ
)
が
婦
(
をんな
)
を
扶
(
たす
)
け
曳
(
ひ
)
いた
処
(
ところ
)
は、
夜一夜
(
よひとよ
)
辿々
(
たど/\
)
しく、
山路野道
(
やまみちのみち
)
、
茨
(
いばら
)
の
中
(
なか
)
を
徉徜
(
さまよ
)
つた
落人
(
おちうど
)
に、
夜
(
よ
)
が
白
(
しら
)
んだやうでもあるし、
生命懸
(
いのちがけ
)
の
喧嘩
(
けんくわ
)
から
慌
(
あはたゞ
)
しく
抜出
(
ぬけだ
)
したのが、
勢
(
せい
)
が
尽
(
つ
)
きて
疲果
(
つかれは
)
てたものらしくもある。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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