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たぜい
ふりがな文庫
“たぜい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
多勢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多勢
(逆引き)
我
(
われ
)
は
手
(
て
)
に
握
(
にぎ
)
つて、
双
(
さう
)
の
眼
(
まなこ
)
で
明
(
あきら
)
かに
見
(
み
)
る
采
(
さい
)
の
目
(
め
)
を、
多勢
(
たぜい
)
が
暗中
(
あんちゆう
)
に
摸索
(
もさく
)
して、
丁
(
ちやう
)
か、
半
(
はん
)
か、
生
(
せい
)
か、
死
(
し
)
か、と
喧々
(
がや/\
)
騒
(
さわ
)
ぎ
立
(
た
)
てるほど
可笑
(
をかし
)
な
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
い。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
塵
(
ちり
)
積って山をなすと云うから、微々たる一生徒も
多勢
(
たぜい
)
が
聚合
(
しゅうごう
)
すると
侮
(
あなど
)
るべからざる団体となって、
排斥
(
はいせき
)
運動やストライキをしでかすかも知れない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕は連を捜しに出掛けようとしたが、その時ふと気が附いて見れば、一人の男が自分の売場に立つて、
多勢
(
たぜい
)
の人の頭を見越して、僕に
手招
(
てまねき
)
をしてゐた。
不可説
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
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(37作品)
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