“そろ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徐々94.1%
2.9%
徐徐2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徐々そろ/\ぬぎかけ座敷へ上らんとするに下男の彌助心のうち彌々いよ/\迷惑めいわくに思ひきやつに何とか云て何れにもとまらぬやう追出して仕廻しまはんともじ/\手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
藁苞わらづとよりそろ/\と出しこししつかとゆひつけ之までかぜを引たりと僞り一ト夜も湯には入らざるのみか夜もろく/\に目眠まどろまず心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
場内には教師が幾人も居て滑り慣れない者に手を執つて教へる。僕等が行つた時はふとつた一人の貴婦人と浅黒い顔の猶太人ヂユウとが危なつかしい腰附で徐徐そろ/\と人込の中を教師の手にすがつて歩いて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)