“そうあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
草鞋66.7%
相愛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の仲の兄もまた亡せたれば、孤身るところなく、つい皇覚寺こうかくじに入りて僧とり、を得んがため合淝ごうひに至り、こうじょえいの諸州に托鉢たくはつ修行し、三歳の間は草鞋そうあい竹笠ちくりゅう
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これなお瞽者こしゃをして五色ごしきえらばしむるがごとし。いやしくもかの愚夫愚婦をして、おのおのその真とするものを信ぜしめば、ついに草鞋そうあい大王を拝するに至らん。これ手を拱して人をすつるの道なり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
「親子相愛そうあい生活の姿は可愛いな」と賞めるかたわら、その本能的ほんのうてきかつ盲目的なることにおいて、我々はあまり鳥後に落ちないと自嘲じちょうしたくなる。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)