“わらんぢ”の漢字の書き方と例文
語句割合
草鞋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮の岨の雪踏み来る荷駄馬の蹄鉄あしがねに穿く大き草鞋わらんぢ
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
尋ねて呉しぞ先々草鞋わらんぢといて上るべし二人づれか御前樣大きに御苦勞なり先々御あがりなされ是々お初おくめ我等は何を胡亂々々うろ/\して居やる早く洗足せんそくの湯を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
願ひますと云ば手先のものなんだぐず/\云ふ事たアネヘ貴樣は怪しい奴に相違さうゐない夜中無提灯むぢやうちんにて其樣そんな大包みを背負せおひ形容なりにも似合にあは鮫鞘さめざや脇差わきざしをさし是は大方其處そこらで盜み來りしならん殊に草鞋わらんぢ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)