“無提灯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むぢょうちん50.0%
むぢやうちん33.3%
むちょうちん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀町二丁目、三の橋の橋詰に着けた小舟が一そう、中から二人の人間が無提灯むぢょうちんで大きな荷物を背負しょったまま、長崎町一丁目の方へ入って行ったのです。
駕籠は無提灯むぢやうちんのまゝ、音羽の裏通りを眞つ直ぐに、今の護國寺、その頃の大塚御藥園の裏門へ、呑まれるやうに入つてしまひました。
駕籠に無提灯むちょうちんのまま、音羽の裏通りを真っ直ぐに、今の護国寺、その頃の大塚御薬園の裏門へ、呑まれるように入ってしまいました。