“せんとうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銭塘江60.0%
銭塘口20.0%
錢塘江20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汪士秀おうししゅう盧州ろしゅうの人であった。豪傑で力が強く、石舂いしうすを持ちあげることができた。親子で蹴鞠しゅうきくがうまかったが、父親は四十あまりの時銭塘江せんとうこうを渡っていて、舟が沈んで溺れてしまった。
汪士秀 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
もし漢青年が今日こんにちのように切迫せっぱくした時局を知ったなら、彼はどころ故山こざんに帰り、揚子江ようすこう銭塘口せんとうこうとの下流一帯を糾合きゅうごうして、一千年前のの王国を興したことだろう。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
海嘯かいしよう潮汐ちようせき干滿かんまん非常ひじようおほきなうみむかつて、河口かこう三角さんかくなりにおほきくひらいてゐるところおこ現象げんしようである。支那しな淅江省せつこうしよう錢塘江せんとうこう海嘯かいしようについてもつと有名ゆうめいである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)